イラストのエロ同人!

イラストとは、イラストレーションの略。描かれた図や像などによって、見る者に視覚的な印象を与える表現全般を指す。単にイラストという場合は、絵画的なものを指すことが一般的である。デジタルベースのエロ同人においては、二次元で描かれたイラストコンピューターグラフィックを指し、3DCGと区別される。

エロ同人の原点であり基本、それが二次元イラスト

ひとことでエロ同人といっても、その表現方法は様々である。最もポピュラーなものは二次元イラスト・美少女イラストといった絵であり、視覚的にエロを楽しむことができる媒体である。その他の表現方法では、3DCG、音声作品、コスプレ作品などがある。最も作品数が多いのもイラスト作品である。同人の世界では、絵が下手でもイラストを描いて同人誌を同人イベントで頒布することができる。参加のみならばその敷居は低く、誰でも気軽に参加できるのが同人業界のいいところである。

デジタル同人におけるイラストレーションとダウンロード販売

ダウンロードを主体としたデジタル同人の場合、イラストというと殆どがフルカラーイラストのことを指す。ペイントソフトの発展により、アナログよりも手間がかからずに綺麗に色塗りできるところが、2Dグラフィックの魅力的なところである。デジタル同人においては、二次創作よりもオリジナルCG集の方が販売数が伸びる傾向があり、これはオフラインの同人イベントとはまた違う文化を辿っているといってよいだろう。コミックマーケットに代表される同人イベントでは、もともとはゲームやアニメなどの人気の作品を題材とした二次創作ジャンルの同人誌販売が最も多く見られ、また購入者も、そういったゲームやアニメのファンが同人誌を購入するという図式が成り立っていた。しかしダウンロード販売が主流となるデジタル同人においては、二次創作よりもオリジナルジャンルのイラストCG集の方が売れ行きがよく、近年ではオリジナルジャンルの同人作品のほうが圧倒的に数が多い状況にある。これは、ダウンロードサイトでの販売においては、普段同人イベントなどにも参加しない一般層の流入があり、原作を重視しない人が多く、また同人そのものの意味すらも薄れていることにも関係がある。オフラインの同人誌の場合は少なからずファンとの交流という点が見受けられるが、デジタル同人の場合は、その殆どはオナニーするためのオカズ探しに使われており、よりエロく、より実用的なエロ同人作品が求められる傾向にある。これにおいて二次創作であるか、オリジナルであるかはもはや関係がない。むしろ、オリジナル作品のほうが、あらゆるシチュエーション、あらゆるエロを描き出すことができ、制作側にとっては都合がいいといえるのだ。同人ダウンロードにおいてオリジナルジャンルが主流になってきたのには、そういった訳がある。

量、質ともにレベルが向上してきたエロ同人と二次元イラスト

同人というと、一昔前は素人が描いたようなヘタクソな絵が主流であった。一部プロやセミプロが参入していたが、一般の素人の同人誌と言えば、大して絵がうまくない作品が多かった。しかし、近年では、イラストのレベルが全体に底上げされており、同人といえども非常にレベルの高い市場が作り上げられたといえる。美少女の絵を描いてみたい、という欲求は、オタク要素のある男子なら割とたやすく考えうることであり、絵を趣味にする人は多い。インターネットやソフトの発展で、イラストレーターを支援するようなサイト、媒体、道具なども非常に充実しており、しっかりと練習さえすれば、誰でもパソコンを使って綺麗な絵が描ける時代になったといえる。同人業界全体の絵のレベルが向上していることで、エロ同人で稼ぐことは昔より難しくなってきたと言えるだろう。単に絵が上手くても売れず、イラストCGのよしあしだけでなく、構成やシナリオも重要となってきている。なにより読者を興奮させ、オナニーしたいと思わせるようなデジタル同人作品こそ、エロ同人に必要な要素なのである。

当サイトに書かれている文章は全て架空、想像上のものでありフィクションです。
文章およびサイトの著作権は当サイトに帰属し、無断転載、引用を禁じます。使用している画像の権利は、著作権者に帰属します。

メールフォーム

トップへ戻る